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考える、考えつづける。 いつか、世の中に一石を投じるクリエイティブを。

企画演出部 ディレクター

田吹佑輔

2011年入社

今、どんな仕事をしていますか?

ディレクターとして、プロデューサーから依頼された内容に応じて企画を一から考える時もあるし、大まかな企画が決まっている時はそこから具体的な演出に落とし込んで撮影して編集して…と色々です。広告の場合、必ず何かしらの「課題」があるので、それを解決する仕事、とも言えます。

どうしてこの業界に?

元々はファッション業界を目指して上京して来たんですけど、学生時代にひょんなことから自主映画をつくる人たちと知り合って…元々映画も好きだったんで、そこから映像の世界へズルズルと(笑)。“つくり手”になりたいっていうのが根底にあったので、すんなりとディレクターがいいなと思いました。

Onionて、どういう会社?

良くも悪くも自由な会社なんです(笑)。大手の会社よりは風通しが良くて、小さな会社よりは出来る事が多い。いい意味で、決まった「型」を持っていないので、今までもうまく時代に合わせて形を変えてきたと思うし、これからも変容して行きやすい会社なのかなと。

仕事のおもしろいところ・魅力は?

自分でアイデアを思いついた時だけでなく、例えばコピーライターが出してくる言葉の一撃とか、カメラマンの必殺アイデアとか、クリエイティブディレクターの本質をつく一言とか…誰かのスーパーショットに出会える瞬間があるんですよ。
クリエイティブの“核に触れる”というか。そんな心が震えるような瞬間に出会えるのがたまらないし、そういう瞬間が積み重なって作品として形になるっていうのが、やっぱり魅力ですよね。

企画はどうやって考える?

芸人さんじゃないけど、ネタ帳に日々思いついた事はまとめてたりもしてますが、仕事が来て具体的なテーマや課題がある時に、ぐっと熱が入るという感じです。僕自身は何かすごい得意なジャンルが決まっているわけではないので、どういう企画や演出にするかは、その都度研究します。狙いたいイメージがあれば、それに近いものを徹底的に調べて分析したり。そこからちょっとズラしたり、別の視点を加えてみたり、何か1つ新しいものを入れるっていうのは意識していますね。

どんな人がディレクターに向いている?

考えつづけられる才能がある人、ですかね。企画を考えるのって、一番楽しい時間でもあり、一番苦しい時間でもあるんです。締切前にアイデアが出なかったりすると、本当に焦るし。休みの日でも、答えが出るまでは、頭の片隅でずーっと企画の事を考えたりしているので。考える事をめんどくさがらずに、続けられて、時にゾーンに入るような感じで深く考えられる人は向いているんじゃないかなと。

今、どんな目標を持っている?

企画演出の立場で言うと、もっとワクワクするような作品を増やしたいですよね。
日々の仕事をこなすだけではなく、「もっと面白い事がしたい」っていうシンプルな欲求とか、自分が好きだと思うクリエイティブの“小さな種”みたいなものは、常に隠し持っていたいなと。全部の仕事でそうはいかないんだけど、やっぱり世の中に一石を投じるような、ザ・クリエイティブ!みたいな作品に関われるような機会を増やして行けるといいなと。

どんな人たちに来てほしい?

もし、夢中になれるものがあるんだったら、それを実現できる環境に深く飛び込んだほうがいいと思います。逆に今はまだ夢中になれるものが無いんだとしたら、色々な環境に飛び込んで、その世界を覗き込んでみる回数を増やしたほうがいいと思うんですよね。そうすれば見つかると思うので。我々としてはどちらの人もドンと来い!って感じです(笑)。

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